【出会いあり!?地獄!?】リゾートバイト長所・短所まとめ
みなさんリゾートバイトを知っていますか?リゾートバイトとはさまざまな遠方地へ行って住み込みで1週間~3か月間働くバイトです。
リゾートバイトと聞くと「楽しい!」「出会いあり!」などと言った情報を聞くことがあるかもしれません。はたしてその実態はどうなのでしょうか??
今日は過去2回のリゾートバイト経験のある僕が本当のリゾバの実態をお伝えします。
~目次~
登録方法・業務内容
業務内容は派遣先によって様々です。まずは求人情報を確認してください。
「リゾートバイト」と検索すると派遣元企業がでてくるのでまずは派遣元企業に自分の情報を登録しましょう。派遣元企業が実際の勤務に関することを教えてくれます。詳しい情報は派遣元企業に質問すれば教えてくれます。
千葉県の温泉旅館バイトではホテルの清掃、布団を敷いたりたたんだりするルームメイキング、食事の配膳、食器洗いなどの業務をこなしました。軽井沢の遊園地バイトでは特設された縁日の中にあるスーパーボールすくい、ヨーヨー釣り、宝探しなどで子供と戯れるだけの神業務をこなしました。
リゾートバイトの長所
稼げる
他のふつうのバイトより高く時給が設定されていることが多いです。特に宮城県は最低賃金が安いので、感覚的にも高く見えました。
ちなみに、千葉県での温泉旅館バイトは時給1050円でした。軽井沢での遊園地バイトでは時給1000円でした。
またバイト人員の需要がすごいです。住み込みバイトを募集しているわけですからバイトの人手が当然足りないわけです。リゾートバイトでは、6連勤×8時間が結構ふつうだったりします。よって、短期間で考えられない額を稼ぐことも可能です。
ちなみに、僕は千葉県10日住み込みで6万円、軽井沢7日住み込みで5万円稼ぎました。
福利厚生が充実している
基本的に住み込みバイトは光熱費・食費は支給、交通費も上限はありますが支給してくれます。食費はまかないがあるところがほとんどです。
僕は千葉でも軽井沢でも朝昼夜すべてのまかないをいただきました。
千葉はお刺身など様々な種類の料理がでて美味しかったです。
軽井沢はまぁお腹が空いていれば美味しいと感じることができるくらいでした。
一人暮らし勢にとって日々浪費している光熱費・食費がただになるので、実質賃金以上にお金が貯まります。また、上限はあるものの交通費支給なので安い値段で遠くの観光ができます。千葉県だと東京に実質ただで行ける計算になります。僕は千葉のバイトの帰りに東京の横浜家系ラーメンを食べました。軽井沢ではバイトの休日に観光に行っていた友達もいました。だから「いろんなとこに行きたい!観光したい!」と言う方におすすめです。
また、派遣先にもよりますが、以下のような特典が付いてくることが多いです。
~リゾートバイト付属特典例~
温泉街→温泉毎日入り放題
遊園地→遊園地入場料無料
スキー場→スキー施設使い放題
出会いがある
リゾバと聞くとこの利点を思い出す人がいるかもしれません。
先に結論から言います。
リゾバに出会いはあります。
年齢層は18歳~23歳と絞られていました。
ざっと感覚として大学生8割、フリーター2割って感じです。
特に就活が終わって時間に余裕ができた大学4年生が多かったような気がします。
実際、交通費が支給され遠くの地域からも募集がかかっているので、遠くからきた人とお話をすることができます。
実際、軽井沢では新潟、東京、神奈川、大阪、沖縄など数々の遠方からきていました。
大学名は早稲田大、東京理科大、明治大、国際基準大、関西学院大、長野県立大などの学生がいました。割と有名大が多かった印象です。
同じ職種の勤務になれば、自然と話すことができます。まかないなど同じ部屋で支給されることが多いので休憩時間や仕事の終了時間が被れば、そこでお話しして仲良くなることも可能です。
軽井沢勤務の最終日では男女8人ほどで花火をして楽しみました。
様々な価値感や考え方に触れることができて、自分の視野や世界観が広がりますし、自分としても成長できます。
リゾートバイトの短所
体力的精神的疲労
先ほど稼げるといった利点を上げましたが、リゾートバイトは短期間で連勤×長時間働くことになるので体力的疲労が半端ないといったことも考えられます。
慣れない仕事を毎日こなすのはとてもしんどいです。
千葉のリゾートバイトでは3時間ほど旅館のお皿洗いをぶっ通しでやる作業があり、それが3日間続いたのでさすがに腰にダメージがかかりました。
軽井沢のリゾートバイトでの僕の友達は炎天下一日中、駐車場警備の仕事を任されて、肉体的にも精神的にも疲れ切っていました。
拘束される
拘束されるというと語弊があるのかもしれませんが
契約した期間を何があっても守らなければなりません。
ある意味刑務所みたいなものですよ。
もし契約した期間より短く退職すれば、交通費が支給されないこともあるので帰りたいと思っていても働き続ける同期が多かったです。
しかし、18人いた同期のうち5人が途中退職していきました。
軽井沢では築80年の寮に住み込みでWIFIは極弱、布団にカビは生えていて、エアコン設備なしという極悪寮に閉じ込められました。
これは派遣先にもよると思います。
千葉県ではリフォームしたばかりの寮に住み込みで新築同然で非常に快適でした。
出会いがある!?
先ほどは利点で出会いがあることを挙げましたが、気が合う人やいい人ばかりの出会いではありません。当然馬の合わない人、性格の悪い人との出会いもあります。
また、リゾートバイトは基本的に相部屋であることが多いです。他人との共同生活は大変であること、神経を使うことはみなさんも想像がつくと思います。
相部屋のメンバーと馬が合わないとせっかくバイトが終わって部屋に戻ってきても気が休まることがない訳ですし、むしろイライラしてしまう可能性があります。
千葉県では東京理科大の3年生と相部屋でした。
始めはいい人だなと思ったのですが、本音で話すことをしてこず、なんでも同調してくるうざい奴でした。「いや、そうっすよね!」「わかります!わかります!」「なるほど!」何を言っても作り笑いでこの返答で、「自分の意見がないのかよ」とあきれ、表面上は仲良くしていましたが、だんだん話すのがめんどくさくなっていき、自分から話しかけるといったことはなくなりました。
軽井沢では明治大学テニスサークル所属の1年生二人と相部屋でした。僕の方が年上なのにいきなりタメ語だったし、たった一週間の間であるのに自分勝手で他人に気を遣えない言動や行動が目立ちました。さらには夜中に突然叫び声をあげだして、僕まで寮の管理人さんに怒鳴られるなどしてもう最悪でした。
僕はルームメイト運はよくなかったですが、社員の人達には千葉県でも軽井沢でも恵まれていました。とても優しかったです。
しかし、派遣先の社員さんが自分とは馬が合わない人だと大変ですよね。
派遣先の社員さんに理不尽な怒られかたをされたら嫌ですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
みなさんの中のリゾートバイトの実態をこの記事を読んで少しは理解していただけたでしょうか?
最後にリゾートバイトの欠点ばかりを挙げてしまいましたが、リゾートバイトは大学生の時にしかできない新しい体験ができるので本当におすすめですよ!
最後まで御覧いただきありがとうございました。