【浪人を後悔しないために】浪人に成功する人失敗する人の特徴
みなさんはじめまして!
東北大学経済学部三年のピュアトトロ(@totoro_68)です。
僕は1年間駿台予備学校で浪人を経験しました。
浪人で伸びる受験生は2割、停滞する受験生は6割、下がる受験生は2割と言われています。浪人したからといって、必ず成績が伸びる訳ではありません。
自分は浪人で成績が伸びるのかな?成功するのかな?
この記事では浪人成功する受験生の特徴と失敗する受験生の特徴をご紹介していきたいと思います!
~目次~
浪人して成功する受験生の特徴
浪人して成功しやすい浪人生の特徴をあげてみました。
伸びる浪人生の特徴① 現役時、努力できていた
現役の受験生時の努力量はそのまま浪人時の努力量に比例します。
部活や学校行事で忙しくても、最低限度の勉強はしていましたか?
1・2年では授業の予習・復習・定期テスト対策など。
3年では受験勉強など。
決められた時期にやるべきことしっかりとできていましたか…?
浪人でいいやと現役時に受験勉強に妥協することなく向き合えていましたか…?
現役時に努力して受験に臨んだ浪人生ほど不合格の悔しさは大きいです。そして、その悔しさがバネとなって、浪人時であっても努力する傾向がみられます。
伸びる浪人生の特徴② 公立高校出身
公立高校はセンター試験直前にすべての学習を終わらせます。僕の高校では冬休みに終わらなかった分野の補講が実施されました。
受験で必要な知識、演習が不十分なままセンター試験、二次試験を迎えます。
これに対して、中高一貫の私立高校では受験に特化したカリキュラムを組んでいます。
高校二年で高校の内容がすべて終わり、高校三年生で受験対策をします。高校三年生が公立高校でいう浪人期みたいなものなのです。
現役での大学受験であれば私立の方が有利ですが公立高校出身者の方が浪人期での伸びしろが大きく、浪人が成功しやすい傾向がみられます。
伸びる浪人生の特徴③ 国公立志望
国立大学志望の受験生は7教科9科目のセンター試験対策をする必要があります。
たいして、私立大学志望の受験生は2教科~4教科の対策で十分です。私立大学の偏差値が国公立大の偏差値より高く表示されているのはそのためです。
例)慶應義塾大学 環境政策学部:英語or数学+小論文
国公立志望の現役生は受験勉強に費やさなければならない時間が私立志望の現役生よりおおくなっているのです。
伸びる浪人生の特徴④ 理系
理系の現役生はセンター試験直前に数学Ⅲ、物理、化学など基礎理解ですら難しい分野を授業で新しく学びます。
授業内容の復習や受験対策に追われるため、英語やセンター試験国語など文系科目に時間を割くことが難しくなります。
理系の現役生は文系の現役生と比べて圧倒的に勉強時間が足りないことがおおいのです。文系学部の偏差値が理系学部と比べて2.5ほど高いのはそのためです。
よって、伸びしろは個人差はありますが基本的には以下の通りになります。
国公立理系>>国公立文系>>私立理系>>私立文系
伸びる浪人生の特徴⑤ 部活動に真剣に取り組んでいた
高校時代、部活に真摯に取り組めていた受験生は受験に必要な勉強時間が取れていなかったことが考えられます。
サッカー部・ラグビー部などは3年生の秋まで部活動があるところがあり、受験準備において大切な夏休みに勉強できず実力を発揮しにくいです。
部活動努力できた人は勉強にもまじめに取り組める素質があり浪人して成績が伸びやすい傾向にあります。
伸びる浪人生の特徴⑥ 素直
予備校の先生から耳にタコができるほど言われたのが「素直でいること」でした。
実際、先生の主張は正しいと思います。
現役時、自分の実力が足りなかったことを素直に受け入れましょう。素直な受験生は今の自分を改めて、浪人で同じ過ちを繰り返しにくいです。
現役時の間違った勉強法や生活習慣を変えれば、成績が伸びて浪人を成功させやすいです。
伸びる浪人生の特徴⑦ 現役時惜しくも不合格
☑当日体調を崩して不合格
☑実力はあったのになぜか不合格
☑合格最低点と数点差で不合格
以上に当てはまる受験生は浪人する価値あると思います。
現役での受験で惜しくも不合格だった場合、浪人期間を経て学力を伸ばし、合格圏内に入りこむことが十分期待できます。
周りよりも不合格の悔しさが強いと思うので、苦難にも乗り越えやすいです。
伸びる浪人生の特徴⑧ 志望校合格の意志が強い
ここまでさまざまな成功する受験生の特徴をあげましたが、やはり最終的に合格の鍵を握るのは志望校への気持ちだと思います。
「絶対に第一志望に合格する!」と強い思いがあれば、成績が伸びなくても最後まで気持ちがぶれることなく成績も伸びやすく合格を掴み取りやすいです。
浪人して失敗する受験生の特徴
それでは浪人で失敗する人受験生、浪人して後悔する受験生の特徴について挙げていきたいと思います!
失敗する浪人生の特徴① 現役時、努力できていなかった
浪人してから勉強すればいいや
はっきり言って、浪人は地獄です。浪人は本当につらいです。
現役受験期に努力できなかった受験生が浪人時に努力できることはまずありません。
この記事をみてはっとした現役受験生はすぐに勉強してください。
失敗する浪人生の特徴② 浪人の理由が曖昧
受験生のおおくは現役時の悔しさを晴らすために絶対に第一志望に合格する強い意志を持って浪人を決めています。
そんな強い志を持った浪人生の中でも、成功する浪人生はほんの一握りです。
浪人したら成績伸びるでしょ
と軽い意志で浪人していれば、浪人中にできた友達と遊んでしまったり、彼女を作ってしまったりと完全に第一志望合格の道を逸れてしまうことがあります。
実際そのような浪人生は予備校にたくさんいて、不合格でした。
失敗する浪人生の特徴⑤ プライドが高い
俺は実力がある。独自の勉強法でやってやる。
浪人生は自分がなぜ現役時の受験に失敗したのかを反省して、改善していく必要があります。改善しなければ、現役時と同じ過ちを繰り返すだけです。
現役時不合格の現実を受け止めて自分と向き合っていかなければ、大幅な成績の伸びは期待できません。
失敗する浪人生の特徴⑥ 志望校が未定
浪人したからとりあえず〇〇大学志望!
駿台予備学校の京大文系集中コースでは最初52名が在籍していましたが、最終的に京大に合格した生徒はたったの6名でした。(第一志望合格率11.5%)
僕のコースが例外なのではなく、浪人生の第一志望合格率は一般的に10%と言われています。
レベルの高い志望大学を設定することはいいことですが、現実はそう甘くはありません。決めたからには絶対に合格する気持ちで勉強に取り組んでください。
最後に~受験生に向けて~
いかがだったでしょうか?
この記事では浪人に成功する受験生、失敗する受験生の特徴についてお伝えしました。
たしかに浪人の目的は第一志望に合格することですが、浪人するメリットはそれだけではないように感じます。
僕は浪人して第一志望には合格できませんでしたが、浪人したことを後悔していません。合格のために一生懸命勉強できたと思えたからだと思います。
浪人のメリットについてはこちらの記事も参照にしてみてください!
浪人を決めたのなら全力で最後まで駆け抜けてください。
たとえ、その結果が合格というものでなかったとしてもきっと自分の中に何か大切なものが残ると思います。
最後まで御覧いただきありがとうございました。
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