【なぜ伸びない!?】秋に浪人生の成績が現役生に抜かされる理由6選
受験生または浪人生のみなさん…こんにちは!
浪人生は秋に現役生に抜かされる
浪人生は秋に偏差値が下がる
浪人生は秋に成績が伸びない
と聞いたことがあると思います。
僕も1年間の浪人生活を体験しました。ぶっちゃけ秋が一番きつかったです。
夏まですべての模試で京都大学A判定だったのが、秋の京大実践模試ではC判定まで下がってしまいました。。。
受験結果
現役時 京都大学 総合人間学部 ×
早稲田大学 商学部 ×
立命館大学 経済学部 セ利 ○
浪人時 東北大学 経済学部 ○(進学)
慶應義塾大学 経済学部 ×
同志社大学 経済学部 ○
同志社大学 政策学部 ○
では、なぜ浪人生は秋以降現役生に抜かされてしまうのでしょうか?
浪人経験者である僕が浪人生が秋に成績が伸び悩む理由をお伝えしていきます!
~目次~
現役生は未習範囲がある
公立高校の生徒であると、夏の時点ではまだ習っていない範囲があった。ということです。その遅れがもっとも取り戻せてくるのが秋という訳です。
現役時、僕の高校では日本史は冬休みに補講を実施してセンター直前にすべての範囲を終了させていました。理系では数Ⅲ、化学、物理はぎりぎりまで終わっていませんでした。
得意科目を伸ばしたり、苦手科目を克服したりしている浪人生に対して、現役生は習っていない所を新しく学習しているのです。
秋に追いつかれるのは当然といえば当然です。
夏時点での現役生未習科目
文系
- 理科基礎(地学基礎・化学基礎・生物基礎・物理基礎)
- 社会(日本史・世界史・地理)
理系
- 数学Ⅲ
- 理科(化学・物理)
- 社会(日本史・世界史・地理)
油断がある
浪人生は現役生より受験勉強に費やしている時間が長いために、背伸びをした志望校判定をしてもA判定やB判定といった比較的いい判定がでます。
現役生が本気を出し始める夏に油断して
今まで勉強してきているから…!!
模試の判定が良かったから…!!
と言い訳をして勉強を疎かにしてしまう傾向がみられます。
モチベーションが低下している
現役生は模試結果をみて
まだ習っていない範囲があったからなぁ
ここは苦手だから克服にしてみせる!
と模試が悪くても、模試が悪いことに対しての言い訳が思い付き、それに対する対策をして行ける前向きな心理状態になっています。現役生は模試の判定が悪くても、合格への期待が持てるし、モチベーションを保てるのです。
しかし、浪人生はぶっちゃけもう勉強はし尽くしています。苦手分野の克服など現役時に取り組んだつもりでいるのです。もう勉強し続けても無駄なんじゃないか?
勉強する意味が現役生ほど見いだせず、モチベーションが低下するのです。
時が経てば学力は落ちる
当たり前ですが、勉強を止めると成績は一気に降下します。
センター本番で、試験本番で出る大切な内容は現役時に固めており、浪人では「もうそこはやったから」と疎かにしがちなのです。
僕は浪人時に京都大学の二次試験対策で日本史の二次対策をやっていたこと、現役時に難化した日本史で86点を取れていたことも重なって、日本史のセンター対策はまったくやっていませんでした。すると、まさかの82点。。。
1年間勉強して点数が下がるマヌケな結果になりました笑
頻出の問題などは現役生は勉強したてなのにも関わらず、浪人生はもう忘れてしまっていたという意外な落とし穴があるのです。
恋愛を始める
人肌が恋しくなる秋になると、一部分の浪人生は付き合い始めます。
受験時に付き合い始めると男は必ず落ちるといった定説があります。男は恋をすると、相手の事が頭から離れなくなって勉強に集中できなくなるからです。恋に落ちて受験にも落ちてしまうのです。そして浪人が終わると振られて恋も終わります。
恋愛は大学に入ってからいくらでもできます。浪人の本来の目的を忘れないでください。
疲れる
単純に浪人生は勉強に疲れています。浪人生は現役生より1年間長く受験勉強を続けています。現役生が新鮮な気持ちで受験勉強に取り組めている中で、浪人生は勉強に新鮮味を感じられるはずもなく、飽きてしまっているのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
浪人生が秋に伸びなくなり現役生に抜かされてしまう理由がお分かりいただけたでしょうか?浪人生が一番辛いのは秋であって秋を乗り越えることができれば、精神的には幾分か楽になります!浪人の秋を何とか自分なりに乗りきってください!
最後まで御覧いただきありがとうございました。
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